Button Men
■ Button Men
ダイスを取り合って得点を競うサイコロ系ボードゲーム。相手より多くの点を取ったら勝ち。
ダイスを取り合って得点を競うボードゲームです。総得点が多い方が勝ちになります。
ダイスは1人5つ使います(キャラによります)。
1番最初に全部のダイスを振ります。ダイスの一番小さい目を出した方が先手になります。
その後ダイスを取り合います。ターン制です。
ルールをいろいろと書いていきますが、1回やればすぐに覚えます。そのくらい完成度の高いよくできたルールです。
攻撃ルールです。
POWER ATTACK
自分のダイスを1つ使って相手のダイスを1つ取ります。ただし自分の数字と同じ、または自分の数字よりも小さい数字のダイスでなければいけません。選ぶのはどれでもかまいません。取ったあと使った自分のダイスは振り直されます。相手のダイスは戻りません。
SKILL ATTACK
自分のダイスをいくつか使って相手のダイスを1つ取ります。自分のダイスの数字の合計が相手の1つのダイスの数字と同じでなくてはいけません。取ったあと使った自分のダイスは振り直されます。相手のダイスは戻りません。
基本の攻めはこの2つになります。
簡単ですね。
手前が自分のキャラです。
合計がピッタリの数でないと取ることはできません。
さて得点の計算ですが、得点にはダイスの目の数字はまったく関係ありません。
ダイスは色々な多面体ダイスを使うわけですがその面数が得点になります。
4面体、6面体、8面体、10面体、12面体、16面体、20面体といったダイスの面数です。
その数字はそれぞれのダイスの右下に書かれています。
4面体なら4点。12面体なら12点です。
たとえば先ほどの「POWER ATTACK」では自分のダイスの7を使って相手の4のダイスを取りましたが、相手の4のダイスは20面体ですので、自分は20点貰えます。
「SKILL ATTACK」の場面では取ったダイスの面数が○の数字によって表示されています。得点と同じですね。
そしてゲーム終了時、手元にあるそれぞれの自分のダイスの半分が得点として追加されます。
取るために使った1と4は振り直されて1と10になりました。
いいところまでいったのですが負けました。ダイスが4つ残ったところで4で3を取りにいかなければいけませんでしたね。失敗しました。しかし最後のダイスで4より下でしたらこちらの勝ちでした。
「POWER ATTACK」と「SKILL ATTACK」のほかに特殊ダイスによる攻撃があります。
SHADOW ATTACK
青色のダイスです。このダイスで出た数字からそのダイスの面数までの数字を取ることが出来ます。たとえば青い10面ダイスで6が出た場合、6~10までの数字ならどれでも取ることが出来ます。当然「SKILL ATTACK」にも使えます。
POISON ATTACK
緑色のダイスです。これはマイナスダイスです。相手が取った場合取ったダイスの半分の点がマイナスになります。
手持ちで残った場合はすべてマイナスです。
自分の得点は手元のダイスの加点をして30+5+2で37。
数字はそれぞれの持ちダイスです。sはSHADOWダイス。xは4〜20の間で好きなダイスを決めることが出来ます。
これはホントに面白いです。こんな単純なルールなのに戦術の要素と運の要素が見事に融合しています。
大きいダイスをたくさん持ってるキャラを選べば勝てるんじゃない?と思いきやそうでもないんです。
大きいダイスを持っているということは、単純に言えば相手に点をたくさん取られるということですからね。もちろん大きい目を出していれば取られる可能性も少なく、勝つときは圧勝するわけですが。
しかし、ダイスを振って小さ目を出したときはあっさり負けます。このあたりがサイコロの運の要素ですね。
つまり結局はバランスということになります。
それぞれのキャラはいいバランスのダイスを持っていますので、どれを選んでもちゃんと勝てるようになっています。絶対的な強さはありません。
ただし、プレイの最中でダイスの選択を間違えると話になりません。圧倒的に不利になります。ここらへんは戦術です。
ところが不利になったとしてもサイコロ運でコロッと勝っちゃったりします。
このあたりがとても面白いですね!
小さい目のダイスを振り直すために「SKILL ATTACK」を使ったり、相手に「POISONダイス」を取らせるためにわざと小さい目にしておくとか、どうやって相手にパスをさせるように取っていくか、最後はサイコロ運にゆだねるかなどなど。
単純ながら考えることは山ほどあります。
もともとはボードゲームで、このキャラだけ缶バッヂになって売っています。缶バッヂとサイコロだけあれば遊べるというゲームです。「ファンタジー Button Men」とか「セーラームーン Button Men」とかあるんですよ。
Button Menは2人プレイでも遊べます。1つの本体を交換しながらやってもいいし、Bluetoothでの対戦もできます。
1ゲームは2分程度。
空き時間にちょっと遊ぼうと思って始めても、のめり込んでしまう面白さです!おすすめです!
ボードゲーム / ストラテジー / サイコロ系 / 対戦思考型系 / おすすめ
価格 / ¥230
カテゴリ / ゲーム
バージョン / 1.0
開発 / Thrust Interactive
iPhone および iPod touch 互換
iPhone OS 3.0 以降が必要
*iTunesが立ち上がります*