■ Mile By Mile
互いにカードを出してレースをするカードゲーム。先に1000マイルに到達した方が勝ち。
互いにカードを出し合いレースをするカードゲームです。古典的なカードゲーム、ミル・ボーンズ(Mille Bornes)のフォロワーですね。ルールもカードもほとんど同じです。
カードは4種類です。
距離カード
自分の車を進めることが出来る
妨害カード
相手の車の妨害をすることが出来る
対策カード
相手の妨害カードを取り除くことが出来る
保証カード
相手の妨害を回避することが出来る
これらを使って先に1000マイルに到達したほうが勝ちです。
ゲームスタートです。下の赤い車が自分で、上の
青い車が相手です。右上の数字が自分の進んだ距離で、左上が相手の進んだ距離です。手前にあるのが自分のカードです。自分の順番でタップすると使用することが出来ます。
距離カードです。白いカードです。カードに書かれた数字の分だけ進むことが出来ます。
妨害カードです。赤いカードです。左から「速度制限」「止まれ」「パンク」「事故」「ガス欠」です。自分の場にこの妨害カードがあるときは距離カードを出すことは出来ません。
対策カードです。緑のカードです。左から「修理」「制限終了」「進め」「ガソリン」「スペアタイヤ」です。場から妨害カードを除去することが出来ます。妨害カードに対策カードが使われると次から距離カードを出すことが出来ます。
保証カードです。青いカードです。左から「通行権」「パンク防止」「予備タンク」です。
左から2枚目「ドライビングエース」です。これらの保証カードを出すと、ゲーム中は相手からの妨害を受けなくなります。
ゲーム開始です。最初は必ず「進め(GO)カード」を出さなければいけません。信号を青にしないとスタートすることが出来ないからです。
最初に「進めカード」を使えば次からは距離カードを出すことが出来ます。今50のカードを出しましたので右上が50マイル進んだことになっています。
ここで妨害の「速度
制限カード(赤いカード)」を出しました。相手の場所に50と書かれたカードが表示されています。これで相手は50以下の距離カードしか出すことは出来なくなりました。
今度は相手に「ガス欠のカード」で妨害されました。このままでは距離カードを出すことが出来ません。妨害カードを出されたら、対策カード(緑のカード)を出して対策します。
緑色の「ガソリンカード」を出して対策しました。しかしここで注意が必要です。このまま距離カードを出しても車は進まずカードを捨てたことになってしまいます。理由は自分の信号がまだ黄色だからです。
黄色の場合は「進めカード」を出します。すると信号が青になりました。これで距離カードを出すことが出来ます。このように対策カードの中でも「スペアタイヤ」「ガソリン」「修理」の3つは、「進めカード」を使わないと進めませんので気をつけましょう。
相手に「事故」の妨害カードを出してやりました。この間に進みます。
相手が対策カードを出してきました。ここでさらに「事故のカード」を出して妨害しようとするとカードを捨てることになってしまいます。なぜならまだ相手の信号が黄色だからです。
そうしたらすかさず「事故カード」を出して妨害します。
あと少しでゴールです。ここで200の距離カードを使ってもゴールは出来ません。ゴールするには1000マイルぴったりにならないといけないのです。
ここで25を出して、次に50の距離カードを出します。
これでぴったり1000マイルでゴールです。先に1000マイルに到達するか、双方とも到達しなかった場合は、距離とそれぞれのボーナス点を加算した点が高い方が勝ちになります。
相手に「止まれカード」を出されてから全然「進めカード」がきません。距離カードばっかりです。
やった!来ました!これでやっと進めます!距離カードを使って一気にゴールしてやりましょう!
あ・・。喜んで200カード出したら、やっちゃいました。「速度制限」を見落としてました・・・。ただただ200の距離カードを捨ててしまいました。
もうー。今度はなんですかこれは。全然進めないじゃないですか。
古典的なカードゲームのミル・ボーンズ(Mille Bornes)ですね。50年以上も昔のゲームです。
相手の妨害をしたり、妨害を取り除いたりしながらゴールへ向かう。これらのゲームスタイルはミル・ボーンズ系といわれていて、あらゆる種類の同じようなカードゲームが発売されました。
日本で大ヒットした「モンスターメーカー」などもこのゲームをうまくアレンジした物です。
このゲーム自体はミル・ボーンズに忠実に出来ていると思います。グラフィックも綺麗ですし、進んだ距離によって車も進むのでとてもわかりやすく遊べますね。信号の表示も面白いです。
どうしても勝敗がカードの運に左右されてしまい戦術などは無いに等しいといえますが、カードゲームというのは大体みんなそういうものなので仕方がないでしょう。プレイするには難易度をHardにしたほうがやはり面白いですよ。
Game Typeの「Single game」は1000マイルまで。「Race」は5000マイルまで(1000マイルずつのゲームの合計)。「Tournament」は3レベルで合計5000マイルまででプレイします。
残念な点は、ちょっとボリューム不足でしょうか。それとこのカードゲームはもともとチームプレイで行うのですが、そのモードがないのが残念ですね。Bluetooth対戦やオンライン対戦でも出来たらもっとよかったのですが。今後のアップデートに期待です。
プレイ時間は約2分。
手軽に出来るカードゲームです。おすすめ。