Marple

■ Marple
いくつかの手がかりから数字や記号の位置を探していく完全思考型系パズル。全ての正しい位置がわかればクリア。

いくつかの手がかりから数字や記号の位置を探していく完全思考型系のパズルです。画面の上には数字や文字が並んでいます。画面上には同じ数字や文字は入りません。

下にあるのは手がかりです。これらの手がかりから正しい位置を探していきます。

目的は左の状態から右の状態のように文字や数字を選び出すことです。
ルールは「文字、数字、記号はそれぞれ1つだけ」ということだけです。

下に並んでいるのは手がかりです。

それでは手がかりの説明です。手がかりには4つのパターンがあります。

まず1つめです。この「2C+」は「2と+の間にCがある」ということを示しています。ただし位置までは指定していません。2とCの位置が手がかりとは逆になっている場合もあります。

こういう場合も「2C+」という手がかりです。必ずしも隣り合っているとは言えません。とにかく「2と+の間にCがある」のです。同じ列には存在しません。

次はこれです。この「+...D」は「+はDの左側、Dは+の右側」ということを示しています。これは絶対的な位置になります。逆になることはありません。
しかしどのくらい離れているかはわかりません。

次はこれです。この「1↑↓E」は「1とEは同じ列にある」ということを示しています。

最後はこれです。この「D4D」は「Dと4は隣り合った列にある」と言うことを示しています。離れることはないですが、どちらが右でどちらが左かはわかりません。

これらの手がかりから、すべての文字や記号の位置を探し当てましょう。

1番最初の取っかかりは、この手がかりの真ん中の文字からです。
「2C+」は「2と+の間にCがある」という手がかりですが、逆に言えば「Cは両端の列には存在しない」ということなります。Cが端の列にあったら、2も+も存在する場所が無くなってしまいます。

それでは上の列をタップしてCを消していきます。同様にDやサイコロの3も消していきます。これだけで結構絞られますね。

次の取っかかりはこの手がかりです。「2...○」は「2は○の左側、○は2の右側」という手がかりですが、これも「左端の列には○はない」「右端の列には2はない」ともいえます。

これで最初の取っかかりは終わりました。あとは1つずつロジックで消していきます。
Cとサイコロの4は真ん中の列の3つにあります。どちらの位置になるかわかりません。しかし、どちらの位置になっても真ん中の列がサイコロの3の位置です。

真ん中をサイコロの3にします。サイコロの3が決まったので同行のサイコロの3を消します。また同列にあるCも消します。こんな風にしてそれぞれの位置を探していきます。

ちょっと進んだところです。この手がかりは「+C■」です。+と■の位置から考えると同じ並びになるのはこの配置しかありえません。

そしてCが決まればサイコロの3を決めたときの手がかりから、サイコロの4の位置も決まるというわけです。

最終的に全ての位置が決まればクリアです。

問題はなんと100万問です。

ちょっと手がかりの部分が取っつきにくい感じですが、取っかかりとそれぞれの手がかりをちゃんと潰していけば、完全に論理で解くことが出来ます。

レベルが上がってくると手がかりも多少少なくなったりします。

注意点は「2C+」のような手がかりは「+C2という配置もあり得る」「隣り合ってるとは限らない」ということを忘れないことですね。そこで失敗すると最後におかしなことになってきますので。

難点は、なんというかどの問題も似たような感じの論理になっているということでしょうか。100万問ということはおそらく自動生成でしょうが、そうするとやがては楽しくなくなってきそうですね。

ちょっとした時間に論理的なパズルをしてみたいという人にはおすすめです。

完全思考型系

価格 / ￥230

カテゴリ / ゲーム

バージョン / 1.5.1

開発 / Mikko Kankainen

iPhone および iPod touch 互換

iPhone OS 2.2.1 以降が必要

Marple

Marple Lite

*iTunesが立ち上がります*