Durak



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■ Durak
互いのカードを出し合っていくカードゲーム。手札が先に無くなったほうが勝ち。

 

互いのカードを出し合っていくカードゲームです。ロシアのトランプゲームで「デュラック」とか「ドゥラーク」とか言います。日本ではなじみがないですが海外ではかなり有名なゲームです。

 

 

ルールは52枚のトランプから各マークの2から5を抜いた、36枚のカードでプレイします。

カードの強さはA,k,Q,J,10,9,8,7,6の順番です。

 

手札は最初は6枚、あとは山札になります。山札の1番上のカードは表にして山札の1番下に置きます。これが「切り札」になります。

 

Durakで最も特徴的なのは「攻撃側」と「防御側」があるという点です。

攻撃側と防御側で出すカードに制限が違います。

 

互いにカードを順番に出していき勝負をしていきますが、勝負の勝敗の数は関係ありません。手札が先に無くなったほうが勝ちです。

 

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、プレイしてみるとすぐに理解できます。

 

 

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プレイ開始です。手元のカードが自分の手札です。上にあるのが相手のカードです。右上が山札です。その下に見えてるのが切り札です。自分のカードはドラッグして出すことが出来ます。
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まずは自分が「防御側」の場合のカードの出し方です。手札の上に「YOUR TURN TO DEFEND」と書いてありますね。

「攻撃側」の相手が先に手札を1枚出します。「防御側」は場に出されたカードより強いカードを出さなくてはいけません。
出すことができるカードは同じマークで数字の強いカードです。ダイヤの6にスペードの9はマークが違うので出せません。
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同じ数字ではダメです。
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このように同じマークで数字の強いカードです。これを出せば防御成功です。
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防御成功しましたので相手が次のカードを出してきました。また防御をしなければいけませんが、クラブの8より強いカードがないので出せません。この時点でこの勝負は負けになります。
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「防御側」が出せなくなって負けた場合は、場に出されたカードを全て引き取ります。場のカードをタップし続けて自分の手札まで持ってきます。
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手札の所までドラッグします。
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そして次の勝負が始まります。
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次は自分が「攻撃側」の場合のカードの出し方です。上に「YOUR TURN TO ATTACK」と書いてあります。
先ほどの「防御側」の出し方を見ると「攻撃側」が圧倒的に有利に見えますが、攻撃側にもカードの出し方に制限があるのです。
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攻撃側は1番最初は自分の好きなカードを先に出すことが出来ます。ここではクラブの6を出しました。
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相手はクラブの8を出して防御しました。
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この次が問題です。攻撃側は「場に出ているカードの数字と同じ数字のカード」しか出すことは出来ません。
場にはクラブの6とクラブの8が出ています。この次に出せる攻撃側のカードは6か8のみです。ですからここでKは出せません。
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ここで出せるのはハートの8のみです。マークは一切関係ありません。数字のみです。
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ハートの8を出したら相手はハートのKで防御しました。
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ここで次に出せる攻撃側のカードは6と8とKだけです。スペードの7は出せません。
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ここでスペードのKを出します。
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相手はスペードのAで防御しました。ここで出せるカードは6と8とKとAのみです。
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ここでハートのAを出しました。
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防御側が出せなくなりましたので、この勝負は勝ちました。場のカードをダブルタップして防御側の相手に場のカードをすべて引き取らせます。

出したカードを全て防御され、攻撃側が出すカードが無くなったらその勝負は攻撃側の負けです。場のカードを長押ししてまとめ、山札の下にドラッグして移動させます。そのカードはゲームから排除されます。そして攻撃と防御が入れ替わります。

ここがポイントです。
「その勝負で防御側がカードを出せなくなった場合」
防御側が負け。場のカードは全て防御側が引き取る。続けてプレイする。

「その勝負で攻撃側がカードを出せなくなった場合」
攻撃側の負け。場のカードは全て山札の下に。カードはゲームから排除される。攻撃側と防御側が入れ替わりプレイ再開。

これを繰り返し手札が無くなった方が勝ちです。
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さて「防御側」は出されたカードより強いカードを出さなくてはいけませんが、もう1種類出せるカードがあります。それが「切り札」です。
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相手がハートの9を出してきました。この場合ではハートの10,J,Q,K,Aしか出せません。しかし山札の下に見えている切り札を持っている場合はそれを出すことが出来ます。「切り札」は数字は関係ありません。山札の下に見えているカードはスペードの9ですから、このゲームでは全てのスペードのカードが切り札になります。
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これで続けてプレイできます。
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「守備側」にはもう1つ強烈な手があります。それがターンオーバーです。
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今、ハートの7を出しました。すると相手は防御をせず、7の隣に同じ7を出してきました。この瞬間にターンオーバーです。守備側と攻撃側が入れ替わります。
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今度はこの2枚の7をこちらが防御しなくてはいけません。出来なかったら場のカードを全て引き取ることになります。
もちろんターンオーバーをターンオーバーでさらに返すこともできますよ。
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1番困るのがこういう防御の仕方です。攻撃側は2種類しか出せなくなり、攻撃権を渡すことになります。
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セッティング画面です。先ほどのターンオーバーは強烈なのでON/OFFすることが出来ます。
面白いのはCARD STYLEを選べることです。BROWSEを選ぶと自分の写真アルバムの中から選んでカードの模様にすることが出来ます。
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まとめ。

 

「攻撃側で出来ること」

1番最初は好きなカードを出せる。

2枚目からは場に出ているカードと同じ数字のカードしか出せない(マークは関係なし)。

切り札を出す(防御側は切り札でしか防御できない)。

 

 

「防御側で出来ること」

相手のカードより強いカードを出す(同じマーク)。

切り札で防御する(数字は関係なし)。

同じ数字のカードでターンオーバー。

 

 

 

「攻撃側がカードを出せなくなった場合」

場のカードを山札の下に移動させカードを排除。

攻撃側、防御側が交代する。

 

「防御側がカードを出せなくなった場合」

場のカードを全て引き取る。

 

 

こうやってみると防御側のペナルティがかなり厳しいですが、攻撃側のほうもカードの出し方に制限が多いです。

 

そしてプレイしてみると意外と戦略が大事だと言うことを思い知らされます。カードの運もありますが、カードの出し方が重要です。

結構プレイしてみたのですが、なんでかわからないけど勝てません。

 

最初は攻撃を繋げて出来るようになるべく2枚以上持っているカードを出すとか、切り札は使わないでためておくとか、防御はなるべく同じカードで出していくとか。

色々と工夫してみたのですが難しいです。楽しいけど負け続けです。

 

 

ゲーム画面はとても素晴らしいですね。特にカードの動きとかすごく綺麗です。

写真アルバムの中の画像を使うことが出来るのもいいです!

 

あと絵札の図柄、KとかQとかJがみんなiPhone持ってるんですよね。面白い。

 

 

一応このゲームは2人対戦なのですがローカルWiFiマルチプレイも出来るようになっています。

次のアップデートではOnline Multiplayer、Bluetoothなども予定されているようですので期待ですね。

 

 

新たなトランプカードゲームを自分のレパートリーに加えてみるのもいいと思います。おすすめです。

 

 

補足リンク

ゲームファーム-ゲームのルール紹介-デュラック(Durak)

 

 

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カードゲーム / ストラテジー / 対戦思考型系 / おすすめ

価格 / ¥115

カテゴリ / ゲーム

バージョン / 1.2

開発 / Lost Token Software LLC

 

iPhone および iPod touch 互換

iPhone OS 2.2.1 以降が必要

 

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